(
前回の続き)
とにかく、早く落ち着いて色々と話したかった俺達は、カフェを見つけることに。
で、適当な店に入って、やっと落ち着いて話せると思ったのだけど、
もぅ興奮冷めやらずな感じで、座った途端にさらに激久しぶりな再会に改めて
興奮&感動を覚える(笑)お互いメニューを見ることすらも忘れてて
とにかく聞きたいことや話したいことがわんさかで。でも、あまりに長い歳月が
経ってるので、何から聞いていいものやらみたいな感じで、お互いに
『ねぇ、元気だった?!(笑)』「てか、マジ元気してたのかよ?!(笑)」
そんな同じ会話を繰り返すばかりで、全く落ち着いて話せず。。。^^;
「とりあえず、まずはメニュー先に決めてからにしよーぜ(笑)」と
コーヒーと紅茶を頼み、やっとメニューを見てる時だけ会話が少し途切れる。
注文し終わったら、またすぐに『まさかこんな風に会うとはね~!』だとか
「奇跡としか言いようがないね」とか話が進まず(汗)
お互いに聞きたいことが沢山ありすぎて、何から聞いていいかわからない感じが
バリバリ出てたので、俺が「順を追って話さない?」と提案してみると
向こうも同じように思ってたのか『その方が良いね(笑)』と。
まず、お互い別れてから何をしてきたか(仕事など)などを話したり
その他、友達の事や家族の事などを話した。今思うと、この時は
互いに一番聞きたかったであろう恋愛の話は、最後に取っておくかように
二人ともそれ以外の事を敢えて話してた気がする。で、なんだかんだで
色々な話を30分以上してたくらいだったかな。。。彼女が切り出した。
『ねぇねぇ、あのさ、私と別れてからYUMEはどんな人と
恋愛してきたの?教えてよ~』と。
切り出したというより、俺からすれば〝切り出してくれた〟
そんな感じだったかも。正直、俺もいつ切り出そうかタイミングを計ってた。
そう切り出してくれたおかげで、俺はすんなりとあずと別れてからの
これまでを話すことができた。でも、現在の事はここでは言わなかった。
そして、俺の話が一段落して「あずは?」と聞いてみた。
彼女は俺と別れてから3人の人とお付き合いをしてきたらしい。
ホント色々と話してくれた。スゲーその野郎どもを見てみたいとも思った(笑)
この後二人は、俺たちが付き合ってた頃の話をした。
これは本当に盛り上がった!とにかく思い出話に花が咲くとは
まさにこの事!みたいな感じで。どんな些細な想い出でも
『そーそ!懐かしい~~~!!』みたいな感じで、共有しった時間を
共に懐かしく楽しめた。おそらく傍から見れば、LOVELOVEなカップルに
見えただろうな。。。(笑)そもそも俺達はそんなに嫌な別れ方をしてないので
普通に楽しく想い出を振り返れる。ケンカして別れたわけでもなかったしね。
何で別れたのか?と言えば、それはきっと・・・あの頃の俺がガキだったから。
俺はこう思ってるし、彼女にもそう言った。でも、彼女は『ううん、それは違うよ』と
笑顔で言ってくれたけど、マジでコレは俺がガキだったからだと思う。
実際に年齢も二つほど彼女が上だったし、あの頃の俺の歳からすると
二つ上ってだけで、すごくお姉さんな感じがしてた。俺とは違い、一人暮らしで
生活もシッカリしてたし。まぁ、実際あずは年齢の割りに、いつだって冷静で大人びてた。
ケンカした記憶すらないかも。それは彼女が大人だったからだと思う。
そんないつでも冷静で大人びてるところに、あの頃は面白くなくて腹が立った
りもしたんだよなぁ~。。。なんてこの時の会話で彼女に暴露した(笑)
まさに今だから言えた事だと思った。あの頃は、俺もあずと対等で居たくて
必死で背伸びしてたから、間違ってもそんな事言えなかったし(苦笑)
とにかく、俺の自分勝手なワガママで終わった恋だったとホント思う。
そして、次の話題が俺達の最後の会話となる。それは現在の恋愛だった。
もぅこの話をするまで、かれこれ3時間近く話してただろうか。。。
あずがこう俺に言った。『YUMEはいま幸せ?』と。
俺は偽ることなく心から言った。「うん、幸せだね。」と。
『そっかぁ~、良かったぁ~』そう言ってくれた。「あずは?」と俺も尋ねた。
すると、あずも『幸せだよ』と答えた。そして、今の恋愛(彼とのこと)を
俺に話してくれた。たしかに彼女の『幸せだよ』の言葉に嘘はないのだとは思う。
嘘はないのだと思うけど、、、でも、どこか彼との事を話してる時
歯切れが悪いというか、何か悩みというか、そんなのを抱えてる気もした。
そして、俺にそれを気づいて欲しい、どこかそんな風に俺には感じられた。
俺の気のせいかもしれないけれど、でも、やっぱり昔付き合ってた彼女。
正直そーゆーのって判る。でも、俺は気づかないフリをして笑顔で聞いてた。
俺は現在の自分の恋愛をどーこーは話さなかった。ただ、幸せだね~としか。
俺が彼女の言動や口調をわざと気にかけなかったのは、簡単に言えば
お互い〝現在〟があって、それが俺には大切だったから。
もちろん過去も大切だけど、それ以上に現在が大切。
ただ、昔の恋人ってのは過去なのだけど、でも、やっぱり特別だと
俺は思うから、彼女に手を差し伸べようものなら、
なんか現在の幸せにひびが入る気がした。少なくとも彼女の現在には。
彼女の言う「幸せ」って言葉に多分嘘はない。
それは本当だとは思うけど、でも、どこか思うように行ってないというか
きっとそんなのもあるのだと思った。でも、嘘ではないと思ったからこそ
変な優しさを見せるのは止めた。まぁ、俺の勝手な想像なのだけど
おそらくコレは当たってるはず。
時間もだいぶ経ってたので「そろそろ出ようか?」と俺が切り出した。
『もぅ夕食の時間に近いけど・・・どうする?』とあずに言われたけど
俺は「悪い、○時までには帰らないと行けないんだ」と言って断った。
俺は店を出る前にトイレに行ってくると席を離れた。
トイレから戻ると携帯電話をいじってる彼女が座って待ってた。
俺は「ぢゃあ、行くか!」と伝票を持って、席に着かずに
すぐレジへと向かった。その後もあずが携帯を手に持ってるのは判ってた。
店を出ると、俺はすぐにあずにお礼を言った。
「マジ、サンキュね!しかし、こんな偶然もあるもんなんだねぇ。
世の中狭いね。とにかく、すっげぇ~楽しかったよ!!」と。
そして、すぐに付け加えた。「でも、お互い今が幸せで良かったよね。
それをわかった事が一番嬉しいかも!」と。変な話、向こうに
話すタイミングを失くさせてたのかもしれない。
あずも俺にお礼を言ってくれた。なんか色々思い出せて
本当に楽しかったと。その後、俺はすぐに
「ぢゃあ、次の偶然の再会はいつになるかわからないけど
またミラクル起きちゃって何処かで会ったら
今日からそれまでを話そうぜ(笑)」と、
偶然が起こらないと再会がない事をほのめかした。
きっと、こんな風にしないと、あずは俺に連絡先を聞いてたと思う。
あの頃は互いに持ってなかった携帯電話。なんか…変な感じがした。
本来なら二人とも同じJRの新宿駅に向かうのだけど
俺は最後に「またね、元気でね!!!」と急いでるフリして
走って駅に行った。彼女の少し沈んでた表情も
最後は笑顔で「YUME、また会おうね!」と元気よく言ってくれた。
これで良かった。俺はそう思う。
とにかく、懐かしくて楽しい日曜日だった。
そんな一日を送らせてくれたあずに本当に感謝したい。
そして、、、あずには絶対に幸せになってもらいたい。
あず!幸せになってね。